基礎ピット立会検査に思う事
昨日、建物の施工中検査で、基礎のピット内に入りました。
数ヶ月前にも同様の検査をしたのですが、地上に出て来た時はほっとします。
ピットは地下の湿気や湧水や貯水のため設ける事が多いので、本来人がいる想定ではありません。コンクリート壁に囲まれた空間で、上階に通じるのが唯一の脱出口となります。
蓋は金属製かコンクリート製のハッチで、通常、上階から開ける設定です。
なので、ピットにいる時に何らかの理由でハッチが閉じてしまったら、中からは開けられない可能性があるのです。
そんな万一の場合に備え(いつもですが)、作業の前後に必ず立会して存在確認をしてもらいます。
前回は1人作業だったので心細く、殊更に、速さを追求した検査となりました。昨日は、2人だったので私の方が安全確保を見届ける余裕がありました。
高所にいる場合も含め、先日の深夜のように急に地震が発生する場合などの可能性も考えて行動せねばと感じています。
有限会社オリガミックアーキテクチャー